知り合いのご夫婦が、「金泉寺の紫陽花(あじさい)はいいよ」と教えてくれた。
まったく知らなかったが、地元ではけっこう有名なお寺のようだ。
長い期間かけて、現在のご住職がこつこつと紫陽花を植え、いまでは5000株以上あるらしい。
ちょうど近く(小川町)まで行く用事があったので、
ちょっと足をのばしてみることにした。
金泉寺は、埼玉県比企郡嵐山町にある。最寄り駅は東武東上線の武蔵嵐山駅だけれど
駅から5km以上離れているので、歩くとなればそれなりの時間がかかる。
バスはないのか・・というところだが、実は小川町駅→熊谷駅行きのバスで行くこともできる。
ただし、一番近いバス停から、これまた徒歩で20分以上。
あ、もちろん、普通は車で行くと思う。またはタクシー。
歩いていくのを前提で書いているけれど、たぶん誰の参考にもならないはず。(*´▽`*)
小川町駅から熊谷駅にいくバスは2時間に1本ぐらいしかないので注意。
10分ちょっとぐらいで、「三ツ沼」というバス停に到着する。
もちろん、降りるのは私だけだ。(そもそも乗ってる乗客は4人だったけど)
翌日に台風が接近するとあってか、湿度が高くものすごく蒸し暑い。
行きは写真を撮りながら、ゆっくり歩いて行ったが、それでもじっとり汗をかく。
道中、歩いている人は一人もいなかったけど、紫陽花見物に来たと思われる自動車と何台もすれ違う。
なかには、おばあさんがぎっしり乗った軽自動車もあったりして、なんか微笑ましい。
お寺自体はこじんまりしていて、本堂とお墓を囲むように小山があり、その斜面に紫陽花が植えられている。
年月をかけて植えられているので、整然と並んでいないところが、また味があっていい感じ。
紫陽花の間には、こんな看板があちこちに掲げられている。
「人生に定年なし」、いいねぇ。
こちらが本堂。アジサイ献金、させていただきました。
ちなみに、浄財と書かれたお賽銭箱の左側に、ちいさなちいさなお地蔵さまが並んでいる。
これはお願い地蔵尊といって、ちいさなお地蔵さまに願いをかけて、このお寺に置いていくもよし
持ち帰って自宅で飾るもよしといったものらしい。
後編に続く