絵本が好きです。
幼い時に読んだ絵本は、大人になった今でも決して消えない記憶として
心の中に残り続けます。
ここでは、絵本専門の出版社ピクティオで掲載された絵本レビューの一部を紹介します。
どうぞご覧ください。

まきむらあきこ

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ページを開いてみなくても、表紙をみれば、良い意味で物語の全体像がわかってしまう絵本があります。「おふろだいすき」はそんな絵本の一つかもしれません。表紙の絵をみると、ぼんやりとお話が頭の中に浮かんできます。それに、表紙に使われているフォント(文字の書体)が、いいですね。柔らかいカーブを描いて、どこかウキウキした感じの文字が、おふろって本当に楽しいんですよ、と語りかけてくるようです。

主人公の男の子「まこちゃん」に体を洗ってもらっているカバのうれしそうな顔ったら! 裏表紙にいるカメやペンギン、そして無口なオットセイさえ、うらやましそうにカバとまこちゃんをみつめています。
表紙の扉を開くと、暖かな黄色を背景に、ゆげがもうもうと立ち込めた空間が広がっています。あ、小さなシャボン玉も漂っていますね。この暖かなはちみつのような黄色が、この絵本のテーマカラーです。

レビューの続きはこちらのサイトでご覧いただけます → 絵本のピクティオ こころに残る絵本

 

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